金曜キネマ Vol.29 『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』【ブログ】

やってきました、金曜日。
週末です。 

毎週金曜日は映画紹介の日。

ハロウィンを間近に控えた第29回にご紹介するのは「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」
1993年公開作品です。

あらすじはwiki先生にお任せで。

■STORY
「ハロウィン・タウン」の住人達は怖いことや、人を驚かせることが大好き。
その日は丁度「ハロウィン」当日、住人達は大盛り上がり。
だが、「ハロウィン・タウン」のパンプキン・キング、ジャック・スケリントンは、毎年毎年同じことの繰り返しでしかない「ハロウィン」に虚しさを感じていた。
そんな時、ジャックは森の奥で不思議な扉の付いた木を見つける。
その一つを開いてみると、恐怖と悪夢に満ちた「ハロウィン・タウン」とは全く違う、陽気で明るい『クリスマス・タウン』の別世界が広がっていた。
初めて見る美しい雪景色の中、色鮮やかな電飾で飾られた街全体が祝う「クリスマス」』に心を奪われたジャックは、自分達の力で「クリスマス」を作り出そうと計画を立てる。
そんな中、ジャックに密かに想いを寄せるサリーは、何か悪いことが起きるのではないかという予感にとらわれていた。
サリーの心配を他所に、「クリスマス」の準備は着々と進んでいく。
だが、ジャックも住人達も本当の「クリスマス」というものが理解出来ずに、事態はどんどんおかしな方向へと転がって行く。

毎年ハロウィンの時期には、ディズニーランドのホーンテッドマンションも「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」仕様に。
今回が一番ご存知の方が多いかもしれない映画ですね。

監督はヘンリー・セリック。
ティム・バートンが監督だと思われている方が多いかもしれませんが、この映画では彼は原案と製作。
キャラクターデザインも担当していますが。
しかし監督していないとはいえ、この映画の大ヒットがティム・バートンの世界観を世の中に定着させたのは間違いないと思います。

ナイトメア~以降は彼の過去作品で「風変り」「奇異」「奇妙」ともすると「気持ち悪い」とさえ言われる事があったキャラクター達は、ひとくくりで「可愛い」と言われるようになった気がします(笑)
彼のスタンスは変わっていないのですが、これがディズニーの魔法というやつなんでしょうか…。

この映画はミュージカル仕立てになっているので、ティム・バートン映画の常連、ダニー・エルフマンのステキな音楽ももちろん成功の一端を担っているでしょう。

さて内容はあらすじにもある通り、クリスマスをやってみたくて暴走するハロウィン・タウンの人々の物語。
しかし「人が喜ぶ事=怖がらせる・驚かす事」という認識しかないハロウィン・タウンの人々ゆえに、至って真面目にクリスマスを作ろうとしているのに事態はどんどんおかしな方向に進んでいってしまいます。
それがとても愛らしく、観終る頃には彼らが愛おしくなるんですね。
未だにグッズなども人気のある『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』のキャラクター達ですが、見た目だけではなく、中身にもちゃんと人々に愛される要素がたっぷりあるキャラクター達なんです。

ストップモーションアニメの仕上がりとしては、圧倒的に以前ご紹介した『コープス・ブライド』に軍配があがると思うのですが、この分野をここまで定着させた功績はやはり『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』にあるのでしょうね。
骸骨のパンプキン・キング・ジャック、つぎはぎ人形のサリー、お化け犬のゼロ。
グロテスクだけれど愛嬌のあるキャラクター達。
お伽噺として心が浮き立つ動きや歌の一つ一つ。

そう、お伽噺なんですね。

『コープス・ブライド』との一番の違いはそこでしょうか。

『コープス・ブライド』は大分人間(幽霊含・笑)達のドラマとして描かれていましたが、『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』は完全にお伽噺。
ストーリーはあらすじにある通り至って単純。
その分キャラクターや歌の個性や押し出しが強く、それが今でも愛され続ける所以ではないかと。

彼らが歌い踊るのを観ていると、ちょっとだけディズニーランドに行ったような気分が味わえますよ。
ハロウィンのお化けたちと戯れる気持ちで甘いお菓子でも食べながら、この時期やクリスマスの時期に是非どうぞ!

皆さま週末のご予定はお決まりですか?
たまには映画なんて、いかがですか?

次週第30回では「スティング」をご紹介します!

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