金曜キネマ Vol.126 『カメラを止めるな!』【横浜印刷会社のスタッフブログ】



不定期連載金曜キネマ。
第126回は『カメラを止めるな!』
現在公開中の作品です。

あらすじこんな感じ。

■STORY
山奥の廃屋で自主制作のゾンビ映画を撮影する一行。
テイク72にも及ぶ監督こだわりのシーンを撮影している現場。
監督も役者もスタッフも煮詰まって休憩を取っていると、なんとそこに本物のゾンビが現れ大パニックに。
しかしリアリティを求めていた監督は逃げ惑うスタッフや出演者を前に、嬉々として撮影を続行。
果たして一行の運命は、映画の撮影は一体どうなるのか?

今とても話題の今作。
ご存知の方も多いかもしれません。
企画ものとして撮影され元々大手の配給予定はなかったのですが、口コミで評判が広がり全国へと展開。
今や夏の大作映画と肩を並べて満席続出となっております。

観たいけれど東京まで行くのもなぁ…と思っていたのですが、ついに横浜にもやってきたので夏休みにさっそく観に行ってまいりました!

一言でいうとパズルのような作品。
低予算ですが、良くできています。

●この映画に向いていない人
血を見るのも嫌だという方
手持ちカメラの映像で酔ってしまう方
映画はお金がかかっていないと嫌だという方

●この映画に向いている人
それ以外

ネタバレすると台無しなタイプの作品なので、ザックリした感想だけ。

リストにも挙げた通り血を見るのも嫌だ!という方には向かないかもしれませんが、ゾンビ物としてそれほど深刻に受け止めずに観てみても大丈夫なのかなと。
手持ちカメラで37分1カット…というのもなかなかチャレンジングで面白かったです。

フライヤーにある文言。
「この映画は二度始まる」
映画を観過ぎていたり、勘の良い方は序盤でこの意味に気づかれるかもしれません。
私は「映画観すぎ」なので早い段階でこの意味が分かってしまいましたが、それでも十分爽快で楽しめました。

笑えて、爽快感のある映画です。

ゾンビ物で爽快?
そう思われた方はぜひご覧になってみてください。
観ればわかります。
その一言に尽きる。

余談ですが、この映画を観て思ったこと。
音楽の使い方や構成が何かに似てるなーと漠然と思っていたのですが、この監督ガイ・リッチーとか好きなんじゃないかとw
映像的には違いましたが。
何て言ったらよいのでしょう。
スタイリッシュじゃないガイ・リッチー。
ちょっと泥臭いガイ・リッチー。
……けなしてる訳じゃないんです(笑)
そんな音楽使いも、パズル感にハマってて良かったですよと言いたいのです(笑)
ご覧になる際にはぜひそんなところにも注目してみてください。

皆さま週末のご予定はお決まりですか?
たまには映画なんて、いかがですか?


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